インタビュー

運営で大事にしていることは何ですか。

　勤務形態や経験年数も様々な保育士が働いているので、園内やクラスでの連携がうまくいくように、職員間の情報共有を大事にしています。また、園内研修も全職員が参加できるよう工夫しています。
　風通しのよい職場環境で仕事ができるように、一人で抱え込まず、悩みを共有し合いながら、子どもや保護者の事を中心に考え語り合える職場作りを大切にしています。そのためにも、日々の何気ない会話や雑談の中で、お互いに言いたいことが言い合えるようにしています。

働きやすい環境にするための工夫、取り組みを教えてください。

　園内のいろいろな職員と交流し合えるよう、休憩時間も大切にしています。
　休憩はなるべく職員同士が声をかけ合って気軽にとれるよう、また、一人担任のクラスでも、隣のクラスの先生に入ってもらい、全員が休憩をとりやすい環境を作っています。
　園によっては休憩パート（※）を任用しているところもあります。短時間のパート保育士さんで、業務内容としては睡眠チェックなどをしています。
（※）１２時３０分から１５時３０分までの３時間パートで、給食後から午睡時の雑務補助の業務をしていただいています。

「就業継続支援」、「復職支援」のために行っている取り組み、新任保育士や復職した保育士に対してのフォロー体制について教えてください。

　新任保育士に対しては、技術面や理論面など基本的な事が学べるよう「新人保育士チャレンジ研修」を年4回開催しています。内容としては園だよりや日誌等書類の書き方を教わったり、園長経験のある方に園に来てもらって、園での保育の様子をみてもらい、直接悩みをきいていただいたりしています。1年目の保育士同時が集まって研修を受けることで、悩みを共有し合えたり、仲間ができたりすることは励みになります。また、津市では職場の先輩保育士によるプリセプター制度があり、いつでもフォローできる体制作りも行っています。
　潜在保育士さんのためには、津市と私立保育園協議会が一緒に「保育士職場復帰セミナー」を開催し、「また保育士をやってみたい」という方にお声かけをしています。

保育士を目指す方、保育士として就職・再就職を希望されている方へのメッセージ

　子どもも保育士もワクワクするような、楽しい保育を目指しています。
　中には、「私なんかには無理だろう」と悩まれている方、不安な方もいるかと思いますが、いろいろな働き方がありますし、楽しい保育を目指すことできっと仕事が楽しいと思えると思います。　
　ぜひ、一緒に保育を楽しみましょう！