三重県保育士・保育所支援センター

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園インタビュー

取材日:2020.03.06

社会福祉法人 若葉福祉会若葉保育園

松阪市

若葉保育園
所在地
〒515-2133 松阪市松ヶ島町1007-1
連絡先
0598-51-0808
運営主体
社会福祉法人 若葉福祉会

インタビュー

運営で大事にしていることは何ですか

 地域との関わりが深く、地域の方も保育園や小学校のことをとても大事に考えていただいています。例えば、道が狭いなど登降園時に保護者さんが大変だと感じるところがあれば、意見をきいて一緒に考えたり、とても力を注いでくださいます。そのような地域の方とともに、子ども達を守っていける保育園でありたいと思っています。
 また、子どもたち一人ひとりの成長を大切にしながら、個々に合った、子どもの主体性が大きく成長していけるような保育に力を注いでいきたいと思っています。
 何より保育士さんたちがいないと保育園は成り立っていきませんので、まずは保育士の皆さんに楽しいと思ってもらい、保育ができるような内容を大切にしたいと思っています。
主任も現場から離れないようにしながら、フォローできる立場でいますし、担任配置も気をつけています。
 各クラスには経験豊富な保育士を配置し、そこに若手保育士を配置することで相談できる体制を整えています。乳児クラスには子育て経験のある保育士がいて、若手保育士や保護者が相談しやすいようにしていますよ。

インタビュー写真
働きやすい環境にするための工夫、取り組みを教えてください。
 また、それらの工夫、取組みによる成果や、現場保育士の反応等を教えてください。

 働きやすい環境を整えることが、働いてもらっている保育士にとっては一番大切で工夫が必要なところだと思っています。
 できるだけ休暇をとってもらおうと声をかけても遠慮しがちになるため、変更してもいいので自分の希望する休暇を一覧表に記入してもらうようにしました。さらに、勤務が続いているようであれば声をかけていますし、どうしても休暇がとれない時は、手当として返させていただいています。
 また、自分の誕生日に休暇がとりたかったけれど他の職員との休暇が重なると躊躇してしまうという声を受け、自分の誕生月は優先して休むことができる「バースデイ休暇」というのを設けました。そうしたところ、みんなが他の職員の誕生月を意識したり、遠慮なく休暇を取得してもらえるようになりましたね。
 休暇は年間105日くらいはとれるように、年間予定をたてる際にカレンダーで調整しています。保育園はお盆も休みはないので、夏季休暇が順番にとれる体制を調整したりするなどして、職員が力尽きてしまわないように定期的な休みをとりながら、働きやすい気持ちでいてもらいたいと思っています。
 また、時間外勤務はできるだけなくしてもらいたいので、残った仕事は翌日にまわしてもらうように声をかけたり、クラスのリーダーがとりまとめてうまく部屋の体制がとれるようであれば、別室で書類作成の時間を設けてもらうなどもしています。
 みんなで協力していかないとできないので、みんなで意識して働いてもらっています!

インタビュー写真
園の特色・アピールポイントなどを教えてください。

 一言でいうと、すごく「オリジナル」にこだわる園なんです。
 最初に保育園をはじめた先代の園長が子どものためにおしみなく動く方で、「できない」ということは言わず、どうしたらいいのか自分で考え、自分で動いて結果を探すタイプでした。
 次の園長も、全てオリジナルにこだわる方で、子ども達がこんな遊びをしたらどうかなと思ったら、自分で遊具まで作ってしまうんです!子ども達のその日の姿を最大限に引き出してあげられるように、「こうしたい!」という思いやこだわりを全て形にしようと取り組んでいます。
 また、運動会、作品展、発表会、全てオリジナルのストーリーが生まれますので、子どもたちのテーマにのっとって保育を行っています。発表会の役割も、その子自身の性格やキャラクターで表現されていますし、その場で生まれてくるオリジナルのものが保育の中にもいかされています。
 子ども達の主体性をいかに引き出せるかというのが保育のポイントになってきますので、子どもの主体性が発揮できる保育内容を計画し、何でも「自分たちでつくっていく楽しみ」を保育に盛り込みながら、子どもも保育士もときめく保育を楽しんでいます。

インタビュー写真
保育士を目指す方、保育士として就職・再就職を希望されている方へのメッセージ

 とにかく、「保育士」という仕事は一生続けられる仕事であって、日々笑顔が絶えない、本当に素敵で素晴らしい仕事だと思います。 
 仕事をスタートしたすぐは誰でもつまずいたり疲れたりしますが、ある程度の時が経ってくると新たな楽しみが生まれてきます。さらに時期が経つと、また違う目線での新たな楽しみが見えてくるという楽しみの繰り返しが味わえます。
 仕事という面では大変なこともあるとは思いますが、それを子ども達の笑顔が全てフォローしてくれますよ!

インタビュー写真