インタビュー

運営で大事にしていることは何ですか？

　えがお保育園は「根っこを育てる保育園」であり、“親子で心が笑顔になっていく保育園”を目指しています。「生まれてきてくれてありがとう」「生んでくれてありがとう」と、親と子がたくさんの幸せを感じ、感動できる場面を通して、感謝と敬愛の心を育むことを大切にしています。
　たくさんある行事やイベントのなかでも、特に「親が生まれてきた子に感謝できる」、「子が産んでくれた親に感謝と敬愛の心を持つことができる」良い機会である“誕生会”を大切にしています。担任は、保護者にお子さんへのメッセージカードの作成を依頼し、誕生会でメッセージカードを掲示しています。誕生会では誕生月の子の保護者も参加していただき、保護者からお子さんへ「生まれてきた時の話」など、お子さんに伝えたいことを全園児の前でお話していただき、その後、給食を一緒に食べていただいています。
　なお、通園している親子だけでなく、働いている職員や職員の親御さんに対しても「生まれてきてくれてありがとう」「生んでくれてありがとう」という感謝と敬愛の心を持ち、園児・保護者・職員が心身共に健やかに、そしてゆたかに育つよう努めています。
　また、地域に愛される保育園、関わる全ての人が「大きな家族」の一員となるような温かい保育園を目指しています。

働きやすい職場にするための工夫、取組みを教えてください。また、それらの工夫、取組みによる成果や現場保育士の反応等を教えてください。

　主任・副主任が中心となり、保育士が話しやすい・相談しやすい雰囲気作りに努めています。フリー保育士も多く配置されているため、完全週休二日制、夏季休暇、有給休暇の計画的な取得ができる職場環境となっています。その他、職員の休憩時間は固定化させず、職員が日々の業務の流れの中で休憩を取りたい時間を各自設定し、職員室のホワイトボードに示すことで、その時間に応じて、フリー保育士や主任・副主任がフォローに入る体制を取っています。
　新任保育士のフォロー体制は、相談しやすく、悩みを共有できる先輩保育士と一緒に仕事ができるよう複数担任のクラスに配置を心掛け、日常の保育の中でのOJTに取り組んでいます。
　平成25年に受審した第三者評価をきっかけに、職員全員で「働きやすい職場」についてそれぞれ意見を出し合い、考える機会を設け、独自の「保育士ハンドブック」を作成しました。「保育士ハンドブック」は、保育マナーを中心に作成しており、職員の標準的な仕事の進め方（マニュアル）として日々の保育に活用しています。また、法人研修、園内研修のなかで新たに出てきた意見などを「保育士ハンドブック」に反映させ、毎年見直しを行っています。

園の特色、アピールポイントなどを教えてください。

　少人数保育のため、アットホームな雰囲気があり、みんなのおうち（子ども・保護者・職員）のような、居心地が良い、「大きな家族」のような温かい保育園です。
　子どもたちだけでなく、保護者や職員も心身共にすこやかに育つことができ、たくさんの人との関わりや出会いでのなかで“えがお”があふれる保育園です。
　また、保育園業務の効率化のため、園児の登降園管理システムやタブレットなど、ITシステムを導入しています。タブレットは、各クラスに配置してあり、職員間の情報共有やオンライン研修の受講などに活用しています。

保育士を目指す方、保育士として就職・再就職を希望されている方に向けてのメッセージ

　子どもたちの“えがお”、保護者の“えがお”、地域の方の“えがお”、自分の“えがお”、自分を育ててくれた家族の“えがお”、たくさんの出会いに感謝し、たくさんの“えがお”に包まれて一緒に働きませんか。