インタビュー

運営で大切にしていることは何ですか？

コロナ禍において新しい生活様式を取り入れながら、保育目標である「生きる喜びを分かち合い、心身ともに健やかに伸びる子ども」を柱として、「思いやりがあり、友だちと仲良く遊ぶ子ども」、「美しいものや自然に感動でき、ものの生命を尊重できる子ども」、「きちんと挨拶ができ、善悪の分かる子ども」、「自分の気持ちが素直に表現できる子ども」、「楽しく食べる子ども」など目指す子どもの姿に向けて、一人ひとりに向き合い、丁寧に、よりよい環境の中で保育をすることを心がけています。
また、祖父母交流の機会を設けたり、地域の祭りに参加したりして、保護者や地域の皆様に見守られ、愛される保育園でありたいと思っています。
保護者との信頼関係を大切に安心安全な保育園を目指して、職員間で感染対策、危機管理について日々話し合うと共に、津波を想定した月1回の避難訓練、防犯訓練、交通指導など職員全員が意思疎通を図り、共通理解をもち取り組んでいます。

働きやすい環境にするための工夫、取組みについて教えてください。

保育園全体が「ひとつの家族」のような雰囲気があり、保育のことや保護者とのことなど悩みを気軽に相談したり、話し合ったりすることができるように工夫しています。
小規模な保育園であるため、保育士全員が全園児について把握することができ、課題などをすぐに話し合うことができます。また、ベテラン保育士が若手の保育士に積極的に声をかけ、職員室などで話し合いができるようにしており、若手の保育士が話を聞いてもらったり、アドバイスをしてもらったりと、安心して保育に取り組めるようにしています。
南伊勢町の4園で年齢別保育士部会を年2回以上（乳児は年1回以上）行い、各園の行事や子どもの様子などを話し合い、情報交換をしています。
また、職員間で勤務の調整をしながら、有給休暇、特別休暇、代休など取得しやすいようにしています。

園の特色、アピールポイントなどを教えてください。

海あり山ありと自然豊かで、保育園がひとつの家族のような雰囲気のなか、お友だちや保育士とのびのび遊び、学ぶことができます。
地域のお祭りや行事ではたくさんの地域の方たちとふれあうことで、「地域の子どもたち」として温かく見守られています。
4・5歳児は、グローバルな社会への第一歩として、英語に触れる「キラキラ教室」に参加し、週に2回1時間ずつ歌やゲームなどを楽しんでいます。また、感覚統合遊びを取り入れた「わくわく教室」を年2回、行政や臨床心理士の指導の下に実施し、一人ひとりに合った適切な支援をしています。
今年度からは、子どもたちの運動能力向上にむけ、南伊勢町全体で「体育教室」を実施します。
当園は子育てサロンを併設しており、園庭開放などを通して未就園児とふれ合ったり、保護者の方に園の様子をご覧いただいたりして、親しみを持っていただけるようにしています。

保育士を目指す方、保育士として就職・再就職を希望されている方へのメッセージ

子どもは宝です。日々その成長を目の当たりにし、嬉しさ、驚き、楽しさを一緒に分かち合いましょう。
子どもたちの柔らかな手、愛くるしい瞳、かわいい声がすぐそこにあります。
毎日、子どもたちから癒しと幸せ、そしてパワーをもらえるやりがいのある仕事です。
一緒に子育てのお手伝いをしましょう！