三重県保育士・保育所支援センター

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保育士の声

取材日:2022.11.15

新任保育士Kさん

社会福祉法人町屋福祉会
認定こども園和泉保育園 (勤続年数 2年目)

保育士になろうと思ったきっかけは?

子どもの頃、車があまり通らない広いスペースで、弟や近所の子どもたちと大縄跳びやリレーなどの外遊びをよくしていました。その姿を見ていたお母さんたちから「遊ぶのが上手だね」「一緒に遊んでもらって助かる」と褒めてもらったことがきっかけです。
また、自分が年長のときに担任の先生と遊んでいて楽しかったこと、その先生に憧れたこと、母親が保育士だったことも保育士になろうと思ったきっかけです。
Kさん

職場の雰囲気はどのような感じですか?

園全体で協力し、子どもたちと一緒に楽しみながら保育をしています。先輩の先生に困ったことや悩んでいることを気軽に相談することができます。
1年目の時に一緒に担任をしていた先生に今でも相談できたり、他のクラスの先生にお話を聞いてもらったりすることができるとてもあたたかい雰囲気の職場です。
保育士同士の仲もよく、みなさん優しいです。
インタビュー写真

保育士になって、楽しさややりがいを感じるのはどんなときですか?

子どもたちの「楽しかった!」「またやりたい!」などの声を聞き、『楽しい』という気持ちを共有することができたときにやりがいを感じます。
また、運動が苦手な子どもが、「やってみよう!」と挑戦する姿や、段階を踏んでできることが増えていく姿を見て、喜びを感じています。
運動会では、子どもたちから「先生たちとリレーで競争したい!」と提案があり、子どもたちのチームと先生たちのチームに分かれてリレー対決をしました。
先生たちも一緒に走り、『楽しい!』を共有できました。
インタビュー写真

ちょっと辛いな、大変だったなと思ったことは何ですか?そのときはどうやって乗り越えましたか?

子どもたちが「やりたい!」「作りたい!」と思い描いているものを、どのように形にしていったらいいのか?何を手掛かりに考えていけばいいのか?と悩みました。
他の先生に相談すると、子どもたちが作りたいと思っているものが、平面なのか?立体なのか?それらを飾りたいのか?それらを使って遊びたいのか?などを聞きながら、子どもたちの思い描くものに近づけていくといいとアドバイスをもらいました。
子どもたちにいろいろな声がけをしながら、一緒に考えていけばいいのだと気づかせてもらいました。
インタビュー写真 インタビュー写真

保育士を目指す方、保育士として就職・再就職を希望されている方へメッセージ

1、2年目は特に大変なことや辛いことがたくさんあると思いますが、子どもたちとの何気ない会話や笑顔に元気をもらうとてもやりがいのある仕事です。
子どもたちの成長を感じ、一緒に楽しい時間を過ごすなかで、大変なことや辛いことも乗り越えていくことができます。
子どもたちと一緒にたくさんのことを楽しみ、経験して、『楽しい』や『悔しい』などの気持ちを共感できる保育士になりたいと思っています。
「明日は子どもたちとなにしよう?」「一緒にこんな遊びがしたいな!」などと考え、保育の仕事にやりがいをもって取り組むことができるのは、子どもたちから日々、元気をもらっているからだと思います。
ぜひ一緒に保育の仕事をしましょう!
インタビュー写真 インタビュー写真