三重県保育士・保育所支援センター

LINEアイコン Twitterアイコン
求人情報検索のアイコン

求人情報検索

お問い合わせのアイコン

お問い合わせ

保育士の声

取材日:2025.02.10

中堅保育士Yさん

桑名市立桑陽保育所 (勤続年数 12年目)

現在の役割や仕事内容について教えてください。

 4歳児担任と幼児チーフ(3・4・5歳児担任のまとめ役)です。
 友達と一緒に遊ぶ楽しさを感じられるようになった一方で、遊びのイメージが違ったり、思いがうまく伝わらないこともあったりする中で、子どもたちが友達と過ごす楽しさや安心感を感じられるよう保育しています。
 空き時間を利用してチーフ会(主任・担任が所属)を実施しています。行事前などには事前に担任間で話し合いをするなど、効率良く会が進むようチーフとして心がけています。こういった機会を大事にし、他クラスの幼児の先生と連携を取りながら保育をしています。
Yさん

保育する上で最も大事にしている事、座右の銘は何ですか?

 子どもたちと同じ目線で保育することです。また、子どもはもちろん、保護者の方も安心して預けられる環境を整えることを大事にしています。長時間保育などでなかなか会えない保護者の方とも送迎時の会える時には意識的に声をかけコミュニケーションをとるようにしています。お子さんの状況を伝えると「子どもの様子が分かり安心しました」と言っていただき嬉しかったです。
 座右の銘は、「笑う門には福来る」です。日頃から笑顔で過ごすように心がけています。
インタビュー写真

保育士として働いてきて、一番印象に残っている出来事は何ですか?

 行事を経験して成長する子どもたちの姿です。5歳児の担任をしていた時に、運動会(秋)で跳び箱や鉄棒を諦めずに頑張る姿や、発表会(冬)で劇の台詞が出てこないときに教え合う場面を見て、自分だけじゃなくみんなで成功させようとしている様子に子どもたちの心の成長も感じることができ、印象に残っています。
インタビュー写真

現場の若手保育士への対応やフォローなどで気を付けていることはありますか?

 普段から様々な会話をし、話しやすい雰囲気を作るようにしています。また、「分からないことがあったら聞いてね」と伝えるようにしています。最初は「分からないことが分からない」状態だと思うので、こちらが見ていて気づいたことなどを知らせるようにしたり、「こういうときはこうしているよ!」などと具体的に知らせたりしていると、次第に「こうしようと思うんですけどどう思いますか?」「保護者さんとの対応の仕方をどうしたらいいですか?」などと聞いてくれるようになりました。
インタビュー写真

保育士を長く続ける秘訣などを教えてください。

 困ったことなどはすぐに園長や主任(乳児・幼児で1名ずつ)、先輩保育士に相談するようにしたり、様々な職員とコミュニケーションをとるようにすることで、保育についてアドバイスをいただけたり、子どもの姿を共有でき、新たな気づきがあったりと自分の保育を見直すことができます。日々の私の姿を認める言葉や労いの言葉をいただけることもあり、それらが励みとなり続けることが出来ています。
 また、子どもたちと楽しい時間が過ごせたり、子どもの成長をそばで見守ることが出来る喜びが感じられることも続けられる要因だと思います。
インタビュー写真

保育士を目指す方、保育士として就職・再就職を希望されている方へメッセージ

 保育は子どもたちの命を預かる仕事なので難しさや大変なこともたくさんありますが、その分しっかりと子どもたちと関わることが出来、やりがいも感じられる仕事だと思います。
 働き始めは誰でも分からないことばかりで不安や悩みを感じると思います。「分からない」ことは恥ずかしいことでも悪いことでもないので、たくさん周りの保育士さんに頼っていったらいいと思います。そして、子どもたちと毎日過ごせる楽しさや、子どもの成長をそばで見守ることが出来る喜びを感じてほしいと思います。
インタビュー写真