保育士の声
新任保育士Tさん
社会福祉法人名張育成会
大山田こども園
(勤続年数 1年目)
保育士になろうと思ったきっかけは?
- 中学校の職場体験がきっかけです。兄弟の中でも一番下だったので、小さい子どもと触れ合う機会はなかったのですが、職場体験で保育園を選び、その中で小さい子どもたちと触れ合い関わるのが楽しいと感じました。そこから保育士を目指し始め高校、大学と保育の勉強ができるところを選択し、保育士になるため勉強をつづけました。保育士になるための勉強や実習に行く中で、子どもたちの成長を近くで感じることができる保育士という仕事がより魅力的に感じました。

職場の雰囲気はどのような感じですか?
- 3歳児クラスを複数の先生で担当しているのですが、私が1年目ということもあり、同じクラスの担当の先生から「なにかあったら相談してな!」と声をかけていただけます。経験豊富で分からないことがあった時は相談しやすいと感じています。主任保育士の先生や他のクラスの先生からも休憩時間などには話しかけてもらえ、仕事の話だけでなく、プライベートの話をしたり、とても話しやすい環境です。
保育士になって、楽しさややりがいを感じるのはどんな時ですか?
- 子どもから「大好き」という言葉を言ってもらえる時や笑顔で「おはよう」とあいさつをしてくれる時です。
4月の入職当初は新しい先生ということで子どもたちから警戒され、声掛けをしてもいうことを聞いてくれないこともありました。ただ、子どもたちと関わり続ける中でだんだんと信頼関係を築くことができてきたと感じます。
大変なこともありますが、子どもの笑顔を見るとやっぱり子どもはかわいいなと感じ、保育士になってよかったと思います。
ちょっと辛いな、大変だったなと思ったことは何ですか?
- 4月は初めてのことばかりで大変でした。
まず、子どもたちの名前を覚えることから始め、自分の担当クラスの子どもたちはもちろんですが、担当クラス以外の子どもたちの名前も覚える必要があり、大変でした。
ほかにも、園の1日の流れを覚えて、次のことを考えながら保育を行うことは慣れるまで難しかったです。
保護者対応についても、実習では経験しないので、初めは何を話したら良いのか分からず困りました。
その時はどうやって乗り越えましたか?
- 分からないことはどうしたらよいのか先輩にきいてみたり、先輩の保育を見て学んでいきました。
子どもとの関わり方で子ども一人一人に合わせた声掛けを教えてもらい実践したり、先輩の声掛けの仕方をまねして取り入れたりしました。半年経って、朝の会でピアノを弾くことをさせてもらったり、絵本の読み聞かせをさせてもらうなど、新しいことに挑戦させてもらっています。
子どもたちと楽しく関わっていると思えるようになってきたので、成長出来ているなと実感しています。
これからの目標、将来の夢や希望などのキャリアプランを教えてください。
- 子どもたちがやりたいことをやらせてあげることができ、のびのびと過ごすことができる環境を作ってあげたいと思っています。
子どもたちにとってこども園が楽しいところ、こども園が大好きと思ってもらえるような居場所になるように、子どもの気持ちを聞いて考え、寄り添っていきたいと考えています。
また、実習時に工作をしたのですが、その工作を子どもたちが喜んでいたと教えてくれた先生がおり、伝えてくれたことがすごくうれしかったので、その先生のように誰にでも気にかけて言葉を伝えられる保育士になりたいと思います。
保育士を目指す方、保育士として就職・再就職を希望されている方へのメッセージ
- 保育士になるまでに実習などが大変で悩むことがあると思いますが、保育士はとても素敵で子どもの成長を身近で感じられるやりがいのある仕事です。子どものかわいい笑顔で毎日がんばれています。一緒にがんばりましょう!




