インタビュー

運営で大事にしていることは何ですか？

幼保連携型認定こども園として、義務教育及びその後の教育の基礎を培うための満３歳児未満（０歳児～２歳児）の子どもたちに対する保育を一体的に行っています。その中で、心身ともに健やかな成長が図られるよう、その場にふさわしい環境を準備し、保育と教育の両立を図り、日々教職員の連携・協力体制を大切にしたチーム教育保育を実践しています。
また、保護者への声掛け、個別懇談会の実施など相談しやすい環境づくりを行い、できる限り保護者のニーズにお応えできるよう、保護者支援にも力を入れています。

働きやすい職場にするための工夫、取組みを教えてください。

開園３年目となりますが、１年目より「ノー残業」「有給休暇完全消化」をモットーに、働きやすい環境作りに努めています。
担任が安心して保育・教育に臨めるよう、０・１歳児、２・３歳児、４・５歳児に一人ずつ主任保育教諭を置き、直接クラスに入りながら、担任をサポート、指導しています。また、フリー保育教諭も各クラスのサポートができる体制をとっています。
主任やフリー保育教諭が直接クラスに入ることで、現場の保育教諭が行事の準備や他クラス担任との会議などを行う時間ができ、業務時間内に業務を終えることができる環境づくりを整えています。
有給休暇を取りやすくするための取組みとして、年間行事が決定後、有給休暇を取得したい日を調整しています。連続休暇の取得を希望する職員もいれば、決まった曜日等に取得を希望する職員もおり、なるべく職員のニーズに対応できるよう、主任保育教諭が中心となって調整しています。
その他、休憩スペースも設置しており、決まった時間に休憩を取得できます。休憩スペースでは、保育教諭同士での情報共有や悩み相談なども行われています。

園の特色、アピールポイントなどを教えてください。

いま、子どもたちに何が必要かを常に考え、情熱をもって対応できる魅力あふれる教職員が、幅広い年齢・経験を活かしながら、一致団結して日々の保育・教育にあたっています。
三重の木材をふんだんに使用した温かみのある園舎、並びに全面人工芝の清潔で裸足でも安全に遊べ、寝転がったり、でんぐり返りや側転などもダイナミックにできる園庭が魅力です。
また、神社神道をもとにした「心情」を育てる保育・教育を実践しており、一人ひとりの成長を大切にし、望ましい心身の成長を見守りサポートしています。
子育て中の保育教諭への対応として、産前産後休業や育児休業の取得のほか、復帰後の短時間勤務等にも対応しています。現状として、育児休業復帰者が２名いますが、家族のサポートや親子同園が可能であるということもあり、短時間勤務者はいません。しかし、お子さんの保育園・学校等の行事・病気の際などへの対応は必至のため、その都度対応しています。

保育士を目指す方、保育士として就職・再就職を希望されている方へのメッセージ

こども園は、保育士資格と幼稚園教員免許の両方の資格を必要とする「保育教諭」が保育・教育を行います。現在は、大学等で両方の資格を取得することが主流となってきていますので、その両方の資格を有効に使うことができ、また、保育はもちろんながら幼児期に大切とされる教育に携われる職業です。
日々成長する子どもたちと過ごす中で、「昨日できなかったことが今日できた」「『先生』と呼ばれ頼られる存在となっている」「様々なふれあいの中で、新しい発見がいっぱい」・・・そんな喜びと出会えるやりがいのある仕事です。
保育・教育に興味がある方、こども園について知りたい方、ぜひ一度ご来園いただければと思います。