インタビュー

運営で大事にしていることは何ですか？

「生きる喜びを分かち合い、心身ともに健やかに伸びる子ども」を目標に掲げ、子ども・保護者・職員も楽しく生き生きと過ごせるよう、ともに遊び、ともに感動し、ともに成長していくことを大切にしています。
先生が楽しいと子どもたちにも楽しいが伝わるので、子どもたちと先生が楽しく遊び、一緒に感動する毎日が送れるようにしたいと思っています。

働きやすい職場にするための工夫、取組みについて教えてください。また、それらの工夫、取組みによる成果や、現場の保育士の反応等を教えてください。

先生がゆとりをもって保育ができるように、ノーコンタクトタイムの時間を取っています。ノーコンタクトタイムをしっかり確保できるように、子どもたちが少ない土曜日に先生を多く配置するなどの工夫をしています。
この土曜日の対応は、しっかりと時間が確保できると先生たちに好評です。
また、今日の子どもたちの様子や先生が感じたことなどをクラスごとに話す「振り返り」の時間をつくり、担任同士でコミュニケーションが取れるよう配慮しています。未満児のクラスでは午睡の時間に、以上児のクラスではフリーの先生などに保育に入ってもらい、時間を意識的につくっています。この「振り返り」の時間が、先生たちにとってよりよい保育につながる有意義な時間となっています。

「就業継続支援」、「復職支援」のために行っている取組み、新任保育士や復職した保育士に対しての
フォロー体制について教えてください。

法人の理念や方針、園の特色などを早く理解し、安心して働いてもらえるように、就労の1か月前から10日ほどの研修期間（有給）を設けています。そのなかで、保育の考え方や業務の仕方などについて伝え、実際の保育を見てもらい、不安なく就労初日を迎えてもらえるようにしています。

保育士資格のない方も保育補助として働くことができますか？

子育て支援センターには、保育補助として働いてもらっている方がいます。
公民館などへの出前保育に保育士と一緒に行ってもらっています。
ピアノの先生をされているので、紙芝居やパネルシアターなどで場面にあった演奏をしてもらい、活躍されています。

園の特色、アピールポイントなどを教えてください。

子どもたちの個性を伸ばし、可能性を広げるためには、子どもたち自身がたくさんの体験を通して、見て、感じて、考えることが大切だと考えています。
私たち保育士は、子どもたちが見て、感じて、考えるなかで生まれた「やりたい」を引き出し、かたちにすることができるように環境を整えていくことが大切だと考えています。
転んでも安全な芝生や歩きやすいセーフティースペースを園庭に整備し、走り回ったり、タイヤを重ねて飛び超えたりして、先生と一緒に楽しく遊びながら体力をつけています。他にも、複合遊具をつかって、移動する、バランスを取るなどの動きをしながら、いろいろな空間のなかで上手な身体の使い方を知り、体幹を鍛えています。
同法人のよっかいちひばり保育園に出かけていき、ひばりの丘などの自然あふれる環境で遊び、いろいろないのちにふれる体験もしています。

保育士を目指す方、就職・再就職を希望されている方へメッセージ

「ぬくもり、えがお、やさしさ」をモットーに、子どもたちと楽しく遊んだり、一緒に喜んだりすることを大切にしています。
自分の得意なこと、好きなことを生かして子どもも大人も笑顔で保育できることが、保育士にとっても子どもにとっても楽しい保育園だと思っています。
皆さんも、毎日子どもたちの発見に寄り添ったり、感動したりする時間を私たちと一緒に過ごしませんか。