三重県保育士・保育所支援センター

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保育士の声

取材日:2024.08.13

中堅保育士Uさん

社会福祉法人名張市社会福祉協議会
昭和保育園 8年目

現在の役割や仕事内容について教えてください。

2歳児担任
自分の思いを言葉で話すことができる子や、まだ難しい子がいる中で一人ひとりが安心して過ごすことができるように一緒に生活しながら必要な援助をしたり、興味のある遊びを共に楽しんだりしています。
2人担任なので、早番や遅番でシフトがズレても保護者への連絡事項等を逃さないように連携しています。
Uさん

保育する上で最も大事にしている事は何ですか。

子どもと同じ目線になって感じたり、発見を喜んだりすることです。戸外遊びで虫を見つけた時など、子どもと一緒に「これはなにかな?」と考えたり、図鑑を見て同じものを発見して「おなじ!」と感動したりする子どもたちの素直な反応がとても可愛らしく、何度経験しても新鮮な気持ちになれるからです。
インタビュー写真

保育士として働いてきて、一番印象に残っている出来事は何ですか。

一年目に担任した子どもたちの卒園式です。一年目に1歳児の担任として見た子どもたちが5歳児の時にも担任をさせてもらいました。子どもたちの成長を身近で見ていて、乳児期から知っている子どもたちや、保護者の方との別れは寂しくもあり、成長にとても感動しました。
インタビュー写真

現場の若手保育士への対応やフォローなどで気を付けていることはありますか。

私自身が後輩として働いていて嬉しかった、助かったと思えることを後輩保育士にも伝えるように心掛けています。普段から様々な会話をし、話しやすい雰囲気を作るようにしたり、保育内容についても詳しく伝えたり、こういう場合はどう関わるか、こういう意図でこの活動をしようなどを話し合えるようにしています。
具体的には、保護者への話し方や子どもの様子の伝え方などをフォローしています。
行事の準備についは、「分からない事があったら聞いてね」と言っても、何が分からないかが分からなくなっていることが多いので、出来る限り、具体的に伝えています。
インタビュー写真 インタビュー写真

保育士を長く続ける秘訣などを教えてください。

困ったことや悩んだことなどをためこまないようにしています。いろんな職員とコミュニケーションをとることで悩みが解決することや、自信になることもあるからです。様々な意見を取り入れることも自分の保育の見直しになっています。
また、単純に子どもたちと一緒に楽しい遊びをしたいという思いで日々子どもたちと過ごしています。
職員間のコミュニケーションをとるために、仕事の話だけではなくプライベートの話もして和やかな雰囲気になるように心がけています。
名張地域の状況を知るために園の代表として「なばりの人権・同和保育を考える会」の研修にも参加していて、他園の先生との交流もできています。

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保育士を目指す方、保育士として就職・再就職を希望されている方へメッセージ

一年目、二年目などは悩みも多く、苦労することもあるかと思います。初めは周りに支えてもらいながら頑張ってきたように思います。保育園というチームなので必ず誰かが助けてくれますし、一人きりで悩む必要もないと感じられるようになりました。毎朝子どもたちが笑顔で駆け寄ってくれることで「また今日もがんばろう」と感じられますし、子どもたちの素直な反応や成長にやりがいを感じられる仕事です。
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