保育士の声
主任保育士・若手保育士Yさん・Tさん
東員町立笹尾西幼稚園 笹尾第一保育園 (勤続年数 15年目・4年目)
保育士になろうと思ったきっかけは?
- Yさん(写真 左側)
幼稚園の年少時の担任の先生がとても優しくて、ずっと手を繋いでくれて大好きだったので憧れていました。また、妹がいるため昔から年下の子と遊ぶ機会が多く、私がしたことに対して喜んでくれる姿を見て嬉しく感じたことが、保育士を目指そうと思った一番最初のきっかけです。その後大学に進学し、保育実習や幼稚園実習でお世話になった先生方がとても楽しそうに子どもたちと関わっていらっしゃる姿を見て、“私もこんな保育士になりたい”と強く思うようになりました。
また、現在も大学時の仲良し6人で夏と冬に集まり、情報交換しています。
Tさん(写真 右側)
・幼稚園児の頃の担任の先生が明るくて優しいうえに、園庭にあったタイヤのブランコにお尻をはめてしまうようなお茶目な先生でした。その先生に憧れて目指そうと思いました。
・大学に進み同じ保育士を目指す仲間と出会い、より保育に携わりたいと考えました。また、現在も保育士や小学校教諭になった仲間達と年1回ぐらい集まって、お互いを励ましあっています。

保育士になって、楽しさややりがいを感じるのはどんな時ですか?
- Yさん
子どもたちと一緒に笑い合い、共に心を揺らしながら過ごす毎日は、楽しさや驚き、感動の連続だなと感じています。子どもたちと一緒に過ごす日々の中でその子自身の成長を信じて待つ場面が多くありますが、その先にある子どもたちの育ちを見られた時、心の成長を感じられた瞬間の幸せは何にも代えられないなと思います。年少の担任をしていて、積み木や砂場遊びで「先生やって」から「自分でやりたい」に意欲が変わったことが印象に残っています。
Tさん
・嬉しかったこと、できるようになったこと、難しかったこと、悔しかったことなどの色々な感情を一緒に共有することができ同じように心を動かして共に成長していると感じることがやりがいだと思います。
・子どもたちの工夫する姿、「こんな風に考えるんだ」と新しい発見をする子どもたちの姿が面白く、保育の楽しさを感じます。今日、長縄をしていたら、色んな跳び方があり、お友達の跳び方を私もやってみたいと連鎖していく姿が面白いと思いました。


子ども達に何を伝えていきたいですか?
- Yさん
”どんな自分でも大丈夫。こんなにもあなたのことを大事に思っている、愛しているんだよ。”ということを言葉や態度、眼差しなどでたっぷりと伝えていきたいと思っています。
Tさん
・いろんなことにチャレンジする中で、なんでもやってみようとする気持ち、力は大事だよ、ということを伝えたいです。その中でたくさんの“楽しい”を経験することで、もっと遊びたいという意欲や「こんな風にしてみたい」という試行錯誤する力につながるので、一緒にやってみたり友達と思いを交わしたりしながら関わる姿を見守っています。

職場の人間関係やフォロー体制などはいかがですか?
- Yさん
日頃からコミュニケーションが活発な職場だと感じます。みんなで様々な意見を出し合い、話し合いながら、子どもたち一人一人を大切にしようと切磋琢磨できる関係性があると思います。また、困った時や悩んだ時に一緒になって親身に考えてくださる上司(園長、副園長)に恵まれているので、毎日前向きに保育を楽しむことができています。
Tさん
・園全体で、子どもたちを支えてくれています。自分自身の困り感は、事務作業時や月案ミーティングの時に先輩保育士や上司が丁寧に親身になって考えてくださるのでとても助けられています。

これからの目標を教えてください。
- Yさん
どんな時も子どもたちにとって安心できる保育者、子どもたちの心の動きに寄り添える保育者でありたいです。また、子どもたちの日々可愛らしい姿や成長を保護者の方と共有したり、一緒に喜び合ったり、時には一緒に悩んだりできるような、保護者の方にとって話しやすい身近な存在になって、安心して預けていただけるようになれたらと思います。
園全体に目を向け、職員がさらに一丸となっていけるよう、研修委員として園内研修の充実に努めていきたいです。
Tさん
・いつまでも初心の心を忘れず、子どもの心の動きや発達を丁寧に捉え保育していきたいと思います。
・保育士として4月から5年目になるので、見通しを持ち視野を広くし周りをサポートできるような力をつけていきたいです。

保育士を目指す方、保育士として就職・再就職を希望されている方へメッセージ
- Yさん
子どもたちの育ちの土台、心の根っこを育む幼児期、そんな大事な時期に関わることができる保育士という仕事は魅力とやりがいに溢れています。大人になってからこんなにもたくさんの感動に出会うことが出来る職業は他になかなかないのではないかな?と感じています。毎日子どもたちと一緒に過ごす中で、子どもたちからたくさんの喜びとパワーをもらうことができ、彩り豊かな充実した日々を送ることができます。
Tさん
・大事な幼少期の時期で一緒に心を動かして遊んだり、発見したり、目と目が合って嬉しさを共有するなど小さな喜びが沢山あり、そして毎日一緒に過ごす中で楽しいこと、悲しいこと、悔しいこと、チャレンジしてできるようになったことなど経験して成長している子どもの姿を傍で見守ることができるのがとても幸せだなと感じます。
・就職する前は、「自分にできるのかな」と不安がありましたが丁寧に教えてもらえる環境があります。一緒に働けると嬉しいなと思います。
