園インタビュー
学校法人 白百合学園 認定こども園白百合幼稚園
鈴鹿市
- 所在地
- 〒510-0257 鈴鹿市東磯山2丁目3-1
- 連絡先
- 059-386-6228
- 運営主体
- 学校法人 白百合学園
インタビュー
- 運営で大事にしていることは何ですか
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一つの園は一つの家族であるという意味の「一園一家」というスローガンを掲げています。何かの縁で一緒に仕事をしている職員は、家族であり仲間であり、お互い助け合い、励まし合いながら自分の長所は皆のために活かし、苦手な部分は皆に助けてもらいながら、「チーム白百合」として子どもたちの成長を見守っていくことを心がけています。
子どもに共感しながら、また子どもがいるから自分が成長できる喜びに感謝しながら、園長を中心に職員全員が同じ思いで進んでいます。 - 「就業継続支援」、「復職支援」のために行っている取り組み、新任保育士や復職した保育士に対してのフォロー体制について教えてください。
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新任保育教諭や復職した保育教諭が孤立しないよう、また悩みや疑問点を解消できるよう、学年単位のコミュニケーションをしっかり取ることを心がけています。
具体的には、毎月1回勤務時間内に、パート教諭を含む学年の担任全員が集まって意見交換を行なう時間を持ち、ベテランの先生が中心となって新人をフォローする体制を取っています。パート教諭も含めて勤務時間中に行っていますので、他のクラスの職員が学年会に参加しているクラス担任をフォローし、お互い助け合いながら行っているんです。
その他にも、年に2~3回、パート教諭を含む学年の担任全員が集まれる日時を設定し、勤務時間外に園以外の場所に集まり、勤務中に話せない内容も含めてお互いの懇親を図るための食事会を自主的に行なっています。費用については福利厚生事業として園が負担しています。
コミュニケーションは仕事以外の話もしないと深まらないですし、園長や教頭は加わらず担任だけで行っているので、より話しやすい環境になっているかと思いますね。 - 職員研修体制(内部研修及び外部研修)、職員に対する相談支援等について教えてください。
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毎月1回、教員資格のある外部の専門講師に来園いただき、クラスに入って1日教育・保育の様子を見ていただきます。マンツーマンで子どもたちへの指導方法をアドバイスいただいたり、次に目指すべき目標に対するヒントをもらったり、疑問点や保育の悩みに応えていただいています。
同じ方に継続的に来ていただくことで、1か月前に比べて先生たちの保育力がアップしたかどうかも見ていただけますし、色々な園に指導に行っている第三者の目で見ていただき、ありのままの意見をいただけるのは、よい刺激になっています。
外部研修は、法律で定められた研修以外にも、様々な研修に参加してもらっています。その都度自主的に参加してもらっており、有料研修の場合の参加費用や旅費は園で負担しています。 - 保育士を目指す方、保育士として就職・再就職を希望されている方へのメッセージ
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働くことは「はたを楽にする」ことです。仕事とは「事に仕える」という意味で、幼稚園で言えば、「子どもたちの成長を子ども自身や保護者に喜んでもらえる事」ということです。
決して大人が決めつけず、「自分からやりたい」というその子の思いを大切にしながら、最後まであきらめずにやり抜く力(非認知能力)を育てることが、当園の教育・保育目標です。先生がその子の可能性を信じ、粘り強く向き合うことで、その子の中に眠っていたある能力が花開いた時、先生になって本当に良かったと思えます。自分と出会わなかったら、その子の隠れた能力は永久に眠ったままだったかもしれないと思うと、さらに大きな感動に包まれますよ。
人を育てるという尊い仕事に、一人でも多くの方々に携わっていただくことを願います。