インタビュー

運営で大事にしていることは何ですか？

保育目標「生きる喜びをわかちあい心身ともにすこやかにのびる子ども」を掲げ、職員同士の共通意識をもって、日々の保育に取り組んでいます。
全職員が共通意識をもち、保育を行うため、毎朝の朝礼での情報共有、学年に１人配置しているリーダー保育士を中心に日々のクラスの様子、子どもたちの様子を共有、職員会議などでの情報共有をしっかりと行っています。
今年度は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のためたくさんの行事が中止となっていますが、毎年、田丸城跡の桜まつりや町民体育祭などの町の行事に参加したり、地域の方からいただいた花の苗を保育所で育てたりするなど、さまざまな地域交流をしています。
また、子育て支援室や小学校との連携を大事にし、個人情報の取扱いに留意しながら、子ども一人ひとりに継続した支援、かかわりができるようにしています。小学校の先生が保育所に来て、保育所での子どもたちの様子や学年の雰囲気などを知ってもらえる機会を設けて、スムーズな就学につながるようにしています。

「就業継続支援」、「復職支援」のために行っている取組み、新任保育士や復職した保育士に対してのフォロー体制について教えてください。

各学年のリーダー保育士や主任保育士がサポートをしています。
各学年にはリーダー保育士、新任の保育士、中堅の保育士がおり、情報共有や相談しやすい環境となっています。
また、玉城町内の4園で年5回各学年の担任会を行っています。年間テーマを決め、最終の担任会では、年間のまとめと実践報告等の発表をしています。
保育活動についての話し合いや情報交換、保育実践のなかで課題となっていることを話し合ったり相談をしたりすることができるため、新任の保育士はもちろん、保育士同士の学びとしてもよい機会となっています。

園の特色、アピールポイントなどを教えてください。

玉城町は自然豊かな町です。田丸保育所は玉城町のシンボルである田丸城跡地に隣接し、園庭裏から登れば天守閣跡地があり石垣も残されています。子どもたちは、園外保育で「城山」（地元の方からこのように呼ばれ親しまれています。）に登り、四季折々の自然にふれ親しみ、いろいろな体験をしています。
「城山」に登るにはたくさんの道があり、子どもたちは日々自然の道を楽しみながらいろいろな体験をするなかで、五感が刺激され、豊かな感性が育まれていきます。

保育士を目指す方、保育士として就職・再就職を希望されている方へのメッセージ

「保育って楽しい！」「子どもたちの成長を見るのが嬉しい。」と思えるやりがいのある仕事です。
ぜひ、一緒に保育を楽しみましょう。