三重県保育士・保育所支援センター

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園インタビュー

取材日:2022.03.16

社会福祉法人名張育成会みはた虹の丘こども園

名張市

みはた虹の丘こども園
所在地
〒518-0611 名張市新田女良塚1005番地
連絡先
0595-65-3065
運営主体
社会福祉法人名張育成会

インタビュー

園の「教育・保育理念」、園として大事にしていることは何ですか?

人間の基礎を培う最も大切な乳幼児期にある子どもたちとかかわる中で、私たちはどんな子どもたちを育てたいのかについて、職員間で真剣に考えて繰り返し話し合いをしてきました。
例えば、ひきこもり、いじめ、思春期、発達的な問題、親との関係など大変なことがあったとき、子どもたちには、とにかく生きていてほしい、失敗しても、間違っても生きていてほしい、最後まで生き抜く力をつけてほしいという思いに至りました。
生きるということは、さまざまな障壁に気づき、どうしたらいいか考える、やってみる、失敗する、また考えて、やってみるということを繰り返していくことだと思います。
また、幸せだと感じること、自分なりの幸せを感じて、自分のことを大切に思い、自分を大事にすることで、他の人も大事にできる、そういった子どもに育ってほしいと思います。そのために私たちができることは、とにかく「あなたが好き」と伝えることだと考え、日々の保育の中で実践しています。

インタビュー写真 インタビュー写真
園がめざす保育とは?

子どもの今と未来の最善の利益につながるようなかかわりを、職員一人ひとりが意識していきたいと考えています。
私たちの理念をしっかりと意識したかかわりをするには、子どもの日常の一場面で、子どもの「何か」を引き出すために私たちができることや、子どもにとって私たちがいる意味をしっかりと考えながら、子どもの心が動く、より豊かになるような言葉がけや見守りをすることが大切だと思います。
子どもたちの自ら育とうとする力が発揮できる、生きる力、生き抜く力を培っていける環境づくりに日々、努めています。
また、日常の中で、さまざまなことを楽しいと感じる、楽しくする、楽しくなる思考、何でもおもしろがる思考をもって、さまざまな人とつながりをもって生きることができる子どもたちを育てたいと思うと共に、私たち大人もそのようになりたいと思っています。
子どもたちそれぞれが、やりたいことをやりたいようにできる土台を作りたいと考えています。

インタビュー写真
働きやすい職場にするための工夫、取組みについて教えてください。

一人ひとりの職員の保育観、子ども観はそれぞれで、どんなことに喜びややりがいを感じているのかを聞き取りながら、尊重し合い、高め合うことができる職場となるように、さまざまな取組みを行っています。
年に複数回、面談の機会を設けており、12月には評価面談、3月には当年度の振り返りや次年度についての話をしています。また、職員一人ひとりの些細なサインを見逃さず、日常的に声をかけ、雑談の場も確保しながら、職員の思いを聞き取るために面談の機会も持つようにしています。
「HKI(保育向上委員会)」や「保育研究委員会」、子どもが生きることに関係する食育・保健などについて考える「生きる会議」などさまざまなプロジェクトチームがあり、少人数で構成することで職員同士で意見や考えが発信しやすいようにしています。
また、それらの経験を経て、全体でも発信できるようになってもらえればと考えています。

インタビュー写真
保育士を目指す方、保育士として就職・再就職を希望されている方へのメッセージ

人として大切にされ、自分らしく幸せを感じて生きることができる社会であればいいと思っています。乳幼児期はそんな社会を実現するために必要となる人としての基礎を培う最も大切な時期で、保育士はそのスタートラインに立つ子どもたちとその家族を支える大事な役割を担っていると思います。
日々、学びと成長の中で、責任とやりがい、熱意をもって、大変だと思われることも楽しんで、子どもたちの笑顔に包まれながら、子どもたちと共に成長できる仕事だと思います。
一緒に頑張りましょう!

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