三重県保育士・保育所支援センター

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保育士の声

取材日:2020.05.21

中堅保育士Nさん

社会福祉法人ひまわり会
井戸保育園 (勤続年数 9年)

現在の勤務形態、仕事の内容(担当等)について教えてください。

 井戸保育園に臨時職員として勤務しはじめ、現在は正規職員として働いています。
 就業時間は、7:30~19:00の内8時間で、早番や遅番の時差出勤があります。現在は3歳児クラスの担任で、パート職員の方と2人で担当しています。
 井戸保育園では、外遊びを多く取り入れながら、子どもを主体として、一人ひとりの心が自立するよう支援しています。お天気のいい日は、ほとんどのクラスが外で遊んでおり、縦割り保育や異年齢保育を行っています。また、園のまわりには自然がたくさんあるので、お散歩にもよく出かけています。子ども達は、この熊野市の自然の中でたくさんの体験ができていると思います。
Nさん

職場の雰囲気や人間関係、フォロー体制などはいかがですか?

 20代から60代までいろんな年代の職員が働いていますが、みんな和気あいあいとしており、とても明るい雰囲気の職場です!休憩時間などに、正規職員、臨時職員、パート職員関係なく一緒に休憩し、仕事の悩みを話し合ったり、プライベートの話をしたりもします。
 園内での会議を行う時は、就業時間内に行っています。1~4歳児までは午後のお昼寝があるので、13時頃から、それぞれの担当が集まって会議をしています。
 また、休暇はとりたい時にとれるように配慮していただいています。例えば、休みたい日があれば事前に伝え、それに合わせてフォローの体制をとっていただけるので、気兼ねなく休めています。運動会や発表会などの大きな行事がある前には、土日と平日を組み合わせて連続休暇がとれるように配慮していただいています。
インタビュー写真

保育士という仕事の魅力、やりがい、大変なところ等を教えてください。
また、今までの保育士経験のなかで印象に残っている出来事(エピソード)などがあれば教えてください。

 保育士の仕事は、子ども達の成長する姿を間近で見ることができ、自分自身も成長をすることができる素敵な仕事です。
 保育士経験の中で初めて5歳児を担当した時のことが印象に残っています。その子たちが4歳児の時にも加配担当でクラスに入っていたので、引き続き5歳児の担当をし、卒園式の時には、子ども達の泣いている姿を見て、4歳児からの2年間の思い出がよみがえり、大きく成長した子ども達の姿に本当に感動し、私自身も泣いていました。また、しっかり小学校に送り出す事ができてとても嬉しかったです。この感動経験があったことで、今も頑張れているんだと思います。
 保育士の仕事は「子どもが好き」ということが大前提ではあるのですが、その気持ちだけでは難しいこともあります。担当する子ども達・保護者も変わることもあるので、保育内容の見直しや子ども・保護者のそれぞれの思いにも配慮していくことが必要だなと実感しています。経験を重ねるごとに、課題や考えることも増えてきて、「子ども達をどう育てていこうか」ということを念頭に置きながら、日々、保育をしています。
インタビュー写真

これから保育士を目指す方、保育士として就職・再就職をされる方へのメッセージ

 日々の生活を子ども達と過ごす中で、様々な発見や喜びなど、気付かされる事がたくさんあります。
例えば、「虫がさわれるようになったよ」「きれいなお花を見つけたよ」といった、子ども達のほんの小さな喜びからも幸せや元気をもらえます。
 もちろん、大変なことや反省点もありますが、そういったことも含めて自分自身の人間的な成長にもつながり、やりがいを感じられる職業だと思います。
 皆さんもぜひ、子ども達と一緒に過ごしてみませんか。





※今回はお電話にて取材をさせていただきました。
インタビュー写真