保育士の声
主任保育士I さん
社会福祉法人里和
なのはな保育園
(勤続年数 7年)
主任保育士の役割や仕事内容について教えてください。
- 園の保育理念や方針と、現場の先生たちの保育についての考え方や思いを近づけていくこと、道筋をつけること、橋渡しをすることが主任保育士としての役割だと思っています。
異年齢保育の中で、先生たちの動きや仕事の分担を調整、確認し、統括する立場を担っています。
仕事の魅力、やりがいなどを教えてください。
- 日々の保育の中で、できることがちょっとずつちょっとずつ増えていく、そんな子どもの成長を見ること、感じることができる、これが保育のお仕事の魅力だと思います。
「こんなことができるようになったね。」などと子どもたちと共感できて、うれしくなります。ひとりひとり先生も子どもも違う、いろいろな考え方にふれ、いろいろなアプローチの仕方にもふれ、ゴールや正解はひとつではないというところに、保育のむずかしさを感じるとともにやりがいを感じます。
主任保育士としての仕事の中では、いろいろなクラスの子どもたちと触れ合う機会が多いことや「こうしたらいいかなぁ。」「こうしてみようかなぁ。」などと考えながら保育を行うことにやりがいを感じながら、お仕事をしています。
主任保育士として苦労したことや大変なところなどを教えてください。
- 中間層の保育士がおらず若手保育士と年齢が離れていることもあり、伝えたいことが少し異なって伝わってしまい、ことばが足りなかったかなと感じることがあったり、仕事の時間の使い方などについて認識のずれがあったりと意思疎通のむずかしさを感じることがあります。
ことばをたくさん重ねて、丁寧に具体的に伝えるよう心掛けています。
保育士を長く続ける秘訣などを教えてください。
- 「いまの自分にがっかりしない。2年後、3年後の自分に期待をしよう。」
新任1年目の時、指導係についてもらった先生が何でも完璧にできる先生で、先生のように何でも完璧にできるようには、すぐにはなれないなぁと思いながら仕事をしていました。2年先輩の先生だったので、自分も2年後にその先生のいまに近づいていられるようにがんばろうと思い、仕事に取り組みました。
保育士を目指す方、保育士として就職・再就職を希望されている方へのメッセージ
- 子どもの成長など楽しみを見つけられる仕事だと思います。
みんなでがんばりましょう!