三重県保育士・保育所支援センター

LINEアイコン Twitterアイコン
求人情報検索のアイコン

求人情報検索

お問い合わせのアイコン

お問い合わせ

保育士の声

取材日:2023.07.21

新任保育士Kさん

社会福祉法人竜岳福祉会
ゆめのみ保育園 (勤続年数 2年目)

保育士になろうと思ったきっかけは?

年少から年長まで担任だった保育園の先生のようになりたいと思ったのが、きっかけです。その先生は、鉄棒が大好きだった私に「こんなこともできるんじゃない。」と、いろいろな技を教えてくれて、たくさん褒めてくれました。
そして、得意なことを発表する場で、チーターの耳や尻尾をつけて鉄棒が披露でき、とてもうれしかったことを覚えています。先生との思い出が、いまの自分の性格やチャレンジ精神をもつことに繋がっていると感じています。
その先生とは保育実習に行った保育園で再会し、保育士になりたいと思ったのは先生がきっかけだと伝えたら、とてもよろこんでくれました。
また、先生にとって私は、保育士になって初めて担任をした園児で、「Kちゃんにいろいろ助けてもらった。」と言われました。小学生のときには、一時期、保育士とは違う仕事に興味をもっていましたが、いとこが生まれて、一緒に遊んでいたら、「Kちゃんに遊んでもらって助かる。」と言ってもらい、とてもうれしく、やはり保育士になろうと思いました。
Kさん

職場の雰囲気はどのような感じですか?

とても温かく、気軽に子どもについての悩みや相談を聞いてもらっています。0、1歳児は体調の変化がよくあり、体調管理がとても大変ですが、しっかりと情報共有をすることができていると感じています。
同じ年代の先生や先輩の先生とは、仕事の話だけでなく、プライベートの話をすることもあるので、リフレッシュすることができています。ペアを組んでいる先生は経験をふまえた助言をやさしくしてくれます。こういった恵まれた環境で、気を張らずに仕事をすることができています。
温かな雰囲気の園なので、子どもたちも自由にのびのびと日々の生活を楽しめているのかなと感じます。
インタビュー写真

保育士になって、楽しさややりがいを感じるのはどんな時ですか?

2年間1歳児クラスを担当しています。発達段階に大きく差がある年齢でもあるので、関わり方もそれぞれで、試行錯誤をしながら保育をしています。
また、1歳児は言葉で伝えることが難しい年齢で、引っかいたり、噛みついてしまったりすることもあります。子どもの表情やしぐさから気持ちを汲み取り、言葉をかけることを意識しています。子どもたちの間に入って、子どもたちの気持ちのやり取りのお手伝いができたときなど、日々やりがいを感じています。
インタビュー写真

ちょっと辛いな、大変だったなと思ったことは何ですか?その時はどうやって乗り越えましたか?

1歳児は言葉が出始める時期で、指差しやジェスチャー以外にも言葉を発することが増えてきます。はっきりと言葉になるまでの時期は、聞き取ることができないこともあるので、伝わらなかったときの子どもの悔しい表情などを見ると、こちらも悔しい気持ちになることがあります。
その分、日常で子どもたちの言葉の発達を逃さないよう、子どもの言葉にしっかりと耳を傾けるだけでなく、口の動きを見て、子どもたちの伝えたいことを理解できるようにしていきたいと思っています。
2年目になり、視野が広くなることで、周りが見えるようになって、子ども一人ひとりの様子や何のおもちゃを使って遊んでいたかなどが把握できるようになりました。けがなどを事前に防げるようにもなって、成長できたかなと思います。
午睡の時間などに、自分で考えてみて、疑問に思ったことや分からなかったことを相談しています。先輩の先生の子どもの言葉の捉え方を聞いて、自分とは違う感じ方や考え方があることを知ることができます。
インタビュー写真 インタビュー写真

これからの目標、将来の夢や希望などのキャリアプランを教えてください。

保育士になって、2年目になりますが、まだまだわからないことがいっぱいあります。ペアを組んでいる先生や他のクラスの先生を見て、日々学んでいます。今後、以上児クラスを担当するようになったとき、行事が増え、子どもたちができることも増えていくので、子どもたちの年齢に合った保育ができるように様々なことにチャレンジして、経験を積んで、スキルアップしていきたいと思っています。
インタビュー写真

保育士を目指す方、保育士として就職・再就職を希望されている方へメッセージ

1年目は、大変なことがたくさんあり、たくさん悩むと思います。2年目には1年目で培ったことがしっかり力になるので、自分の知識を身に付けるための頑張り時なのだと感じます。また、子どもへの言葉がけや関わり方に悩んだときは、まず自分で調べ、それでも分からないときは他の先生に相談するなどして、よりよい保育に繋げていくことが大切だと思います。
保育の仕事は、子どもの成長を身近に感じることができ、とってもやりがいを感じることができる仕事だと思います。
今後も、子どもの表情やしぐさから気持ちを汲み取り、言葉がけをすることを意識していきたいです。辛いこともありますが、子どもの成長だけでなく、自分の成長も感じることができる仕事なので、一緒に頑張りましょう。
インタビュー写真