三重県保育士・保育所支援センター

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保育士の声

取材日:2023.09.14

若手保育士Kさん

松阪市立三雲北こども園 (勤続年数 3年目)

保育士になろうと思ったきっかけは?

高校生の頃、将来について考えていた際、人の役に立つ仕事に就きたいという強い思いと、お世話になったある幼稚園の先生の顔が思い浮かび、保育士になろうと決めました。幼稚園に通い始めた当時、親から離れたくない一心で車から出ることができなかった私に、その先生が一生懸命向き合ってくれました。新規採用され、再会した時には、私のことを覚えていて下さりとても嬉しく思いました。
友人からは保育士が務まるのかと心配されるような私でしたが、今3年目を迎え保育士になるきっかけを下さった先生に感謝しています。
Kさん

職場の雰囲気はどのような感じですか?

とても楽しく、よい雰囲気です。先輩方は相談すると親身になって聞いてくれます。
男性も私の他に3人おり、働きやすい環境だと感じています。嬉しいことを分かち合ったり、同じ目線で楽しんだりできる存在は私にとってとても心強く、楽しい雰囲気が子どもにも伝わっていると思います。
私は1年目に2歳児、2年目に5歳児(加配保育士)、現在は担任を持たないフリー保育士として、担任不在の際は担任に代わって保育をしたり、製作活動の準備をしたり、力のいる仕事等を担っています。他の保育士が仕事を頼みやすいように、積極的に声をかけたり、話しかけやすいよう自分から積極的に挨拶や会話を持つようにしたりしながら打ち解けられるような工夫をしています。
インタビュー写真

保育士になって、楽しさややりがいを感じるのはどんな時ですか?

子どもと長い時間を共有できる保育士は、子どもたちにとって、とても近い存在になれる仕事です。幼い頃から弾いてきたギターを演奏して一緒に歌ったり、面白い外遊びを考えたり、子どもたちに楽しんでもらえるような工夫もしていますが、子どもが主体となり何がしたいかを考えてもらえるように、きっかけづくりをしたり、手助けをしたりするようにしています。
また子どもたちと一緒に運動会や発表会に向けて練習し、思い思いに動いていた子どもたちが意見を出し合いながらひとつになって頑張っている様子や本番で持てる力を発揮しながらやり遂げようとする姿を見ると、とても感動します。そんな風に日々成長する子どもを見守ることにやりがいを感じ、子どもたちからとても元気をもらっています。
インタビュー写真

ちょっと辛いな、大変だったなと思ったことは何ですか?その時はどうやって乗り越えましたか?

分からないこと、つまずくことがたくさんあり、自分自身、保育士に向いているのかな、と思ったことがありますが、周りの先輩方の温かい言葉にとても励まされ、相談の時間を作って頂き、たくさん話を聞いてもらいました。先輩方があたたかく受け止め、見守ってくれたおかげで今の自分がいます。
また、卒園間近になって不安定になったお子さんに拒絶され、辛かった時期があります。保育園が好きで卒園したくない!という気持ちが反抗という行動に出ていると気付き、先輩には「信頼して心を許してくれているからこそ自分のありのままの気持ちを出すことができるのではないか。」「子どもにとって自分がそのような存在になれていることを理解して丁寧に向き合っていくことが大切」等のアドバイスをもらい、諦めずに乗り越えることができました。
卒園後、時々会うこともありますが、元気に声をかけてくれます。
インタビュー写真

これからの目標、将来の夢や希望などのキャリアプランを教えてください。

2年目にお世話になった女性保育士が私の目標です。
一緒に仕事をする中で、1クラス30人の子どもたち一人ひとりのことをきちんと把握し、行動の意味なども理解していて、とても広い視野を持っていることに驚きました。今は行事や目の前の仕事をこなすことに精一杯ですが、自分もいつかそんな風にならなければと思っています。そして私自身がそうであったように、将来子どもたちが大きくなった時に少しでも記憶に残る先生になれたら嬉しいです。
インタビュー写真

保育士を目指す方、保育士として就職・再就職を希望されている方へメッセージ

まだまだ男性保育士は少ないですが、少ないからこそ和気あいあいと、楽しく仕事ができたら、と思います!不安もあると思いますが、受け入れ体制がしっかりしており、困った時は親身になって相談に乗ってくれる先輩がいるので、なりたい方はぜひ一歩踏み出して欲しいです!松阪市の男性保育士の中で一番若手なので、増えてくれることを願っています。
皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています!
インタビュー写真